補習校で書初め


毎週土曜日の補習校。
インターナショナル校や現地校に通う子供たちが毎週土曜日の午前中、
国語の教科書に基づいて授業を受けています。
この補習校を立ち上げてくれた先達の皆さんに本当に感謝しています。




チビ太郎は小学校1年生の2学期から入校。
現在は小学2年生クラス。
このクラスは約10名。ペナン在住の元学校教諭だった方に教わっています。
なかなか家でみてやれない国語の勉強を、
日本人子供たちと団体で勉強するいい機会をいただいています。




チビ次郎はたけのっこクラス。
年長さんが対象で、Treetops(幼稚園)で日本語クラスをうけもっている先生が毎週2時間
平仮名、カタカナ、日本の歌などを教えてくれます。




私は年に一回の習字の講師として、今年もたくさんの子供たちと墨まみれになってきました。
去年も干支を書きましたが、今年もお題は干支。
先日同様、お題は「さる」(小1)「申」(小2以上)




中学生も飛び入り参加でにぎやかな3時間。
天井のファンを回すと紙が飛び散るのでファンも回さず、窓の外から聞こえる
タイプーサムのにぎやかな音と共に、汗をかきながら書初め
あー、ペナンならでは!



正座で足がしびれてしまう子供や正座できない子供もちらほら。
床も堅いし、大変だったと思います。
それでも慣れない筆での文字書きを楽しんでくれました。



保護者の方も同席していたんですが、一つ気になったこと。
子供が書いてる傍で「もっと長く」とか、「あー!」とか言ってはダメです。



筆を紙に置いたらそこからは本人次第なんです。
途中で声をかけたら子供は筆から視線を外したり、線が迷ったりします。
そこでその作品は気持ちが抜けたものになってしまいます。




横から言いたい気持ちはすごく気持ちはわかるんですが、ぐっとこらえて。
筆が紙から離れてから、「次はこうしよう」、「こうするともっとカッコよく書けるよ」と
アドバイスしてやる方がいい作品が残ります。


「字」は「気」。
呼吸が乱れると「気」も乱れて「字」も乱れる。


私の持論です。



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