バクテー 松花江(特料)肉骨茶(SONGRIVER)


ペナンの人々は朝ごはんも屋台。
土日ともなれば、朝から家族(親戚規模)がホーカーセンターに集まり、机を囲んで何かしら食べています。


我が家は朝ごはんは家で食べますが、今日は朝ホーカー、行ってきました。
チビ太郎は基本、朝ごはんは家で食べたい派なので、昨日の晩から説得し、その気にさせておきました。
今日のお目当てはガーニードライブ沿いのバクテー。



バクテー(漢字では肉骨茶と書きます)は、豚のスペアリブや内臓を中国の漢方と一緒に煮込んだ鍋のこと。
イギリス植民地時代、中華系の港湾労働者の栄養補給食になっていたのだとか。
今ではマレーシアの郷土料理になっています。
(もちろん、ムスリムは豚は食べないので、食べるのは中華系の人々です。)
私は来ペ当初に一度日本料理屋の霧島で頂いたことがあっただけで、ローカルのバクテーは今回が初。
昨日、夫がゴルフ前に数人で腹ごしらえにその店でバクテーを食べ、その美味しさに感激して、
今朝、食べに行くことになった次第です。


煮込み料理だけあって、オーダーしてからちょっとお時間かかります。
店の奥はとっても忙しそう。






ふと、チビ次郎の足を見ると靴が片一方ない!
貴重な日本から持ち込んだ靴、慌てて探しに行きました。
ガーニードライブの道の真ん中に小さな靴がポツン。今にも車に轢かれそう!
踏まないで!!!!と祈りつつ車の往来が止まるのを待つ。
奇跡的に無傷で取り戻すことが出来ました。ホッ。


どこにいても、子連れ故のアクシデントは結構あります。




店に戻ってしばらく待つと持ってきてくれました!バクテー!!!

ここのお店のバクテーの特徴はクリアなスープ。朝早いほど、スープの透明度が高いのだとか。
豚のスペアリブと内臓に加え、湯葉も入っています。
漢方臭さがなく、あぶらっこさもなく、美味しい!
揚げパンと一緒に頂くこともあるそうですが、今日はご飯と一緒に。
しつこくないのにしっかりしたお味のスープで、ご飯がすすみます。
お茶はもちろん鉄観音


ほんと美味しかった!近いうちにまた朝バクテーしそうです。


(ちなみにバクテー以外に麺類を頼んでいるテーブルもありました。
私達はバクテーの他に小松菜の炒め物と茹でたオクラをオーダーしました。
このホーカーセンターは大繁盛で、予約席もちらほらあり)

松花江(特料)肉骨茶
SONG RIVER
NO.65 Persiaran Gurney,Penang