黒川温泉&原尻の滝


義母と初めての旅行。
お宿は阿蘇の北側、南小国温泉郷の黒川温泉。


宿に行く前に、義母の提案で、滝廉太郎の「荒城の月」の舞台として知られる
大分県竹田市にある岡城址へ。

「昔の光いまいづこ」とはその通りで、頑丈な石垣で作り上げられた城郭に木々が生い茂り、
廃城の静けさがかえってかつての栄華を思わせました。


そこから足を延ばして、今度は夫の希望で東洋のナイアガラと称される原尻の滝へ。
標識に従っていくと田んぼの真ん中に「原尻の滝」。
滝と言えば、山の中という日本人的(?)既成概念が邪魔をして、ほんとにここに滝?と
疑心暗鬼で車を降りました。


すると、ごっーという水音が聞こえてきました。
田んぼの真ん中に突如現れた滝。

幅120メートル、落差20メートル。日本の滝100選にも選ばれているんだそうで、
ナイアガラの滝に比べたらスケールは小さいものの、平野から流れ落ちる川の水は見ごたえがありました。


滝の少し下流に吊り橋がかけられていて、そこからも滝を眺めることができます。


高所恐怖症な父ちゃんはチビ三郎を抱っこしておっかなびっくりで橋を渡っていました。
確か、高千穂に行ったときもチビ太郎を抱っこしながら怖がっている同じ姿の父ちゃんを見た記憶が…。


滝見橋からの眺め
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田んぼの一角に曼珠沙華


滝の上流でちょっと水遊び


この後は一路、黒川温泉へ。


渓谷の中にあるひっそりとした小さな温泉郷
外歩きはしなかったものの、車窓から見るかぎり、風情のある温泉街でした。


お世話になったのは湯本荘。

お部屋では、流れる川を目でも耳でも楽しむことができます。


家族風呂も3つあり、満室でももともとのお部屋の数が少ないのでどれかには入れます。
露天風呂も、内風呂も大きすぎず、雰囲気がありよかったです。


ここの温泉は湯温が高く、加水しないと入れません。
チビ太郎は窯風呂に入りたがっていたんだけれど、熱すぎて断念。
湯加減が難しい。


夕食はお腹いっぱい頂きました。
熊本といえば、やっぱり馬刺し。奥は岩魚の塩焼き。美味!


寝る前にもう一度お風呂に行って、おやすみなさい。