王昭君 Fish Head Noodle


ペナンに麺料理は数あれど、こんなに美味しい麺にめぐりあえるなんて!


お店の前を通るたび気になっていて、お友達からもオススメされてた「王昭君」へ。
マカリスター通り、レッドロックホテルを東に過ぎて一本目の筋、
先日のシャコホッケンミーのあるホーカーの並びにあります。


ここの名物は酸辣魚頭米粉。すっぱからい、お魚の頭の入ったビーフン。

淡白で物足りないかも?なんて思いながら一口スープを飲んだら、そんな予想は大間違い。
レモングラスのさわやかさと青唐辛子の辛味、刻みねぎとフライドガーリックのアクセントが絶妙のスープ。
少し太めのビーフンと一緒にいくらでも食べられちゃいます。
実に幸せな気分になれる一品です。


ちなみに魚の頭でなく、魚の身の方もあります。(写真は後日再訪したときの写真)

見た目も味もほとんど変わらないけれど、こちらのほうが食べやすいので好き。




こちらはチビ次郎用に頼んだ一皿。

きしめんの2倍くらいの太さの麺と、魚の切り身を一緒に蒸し上げて
甘辛いしょうゆを絡めていただきます。


これまた、美味しい!


ローカルチャイニーズで大賑わいのこのお店、満席状態なのも納得のお味です。
その一方、お隣の「楊貴妃」というお店は閑古鳥。
王昭君」も「楊貴妃」も、同じ中国四大美女の一人。
楊貴妃は傾国の美女として有名ですよね。
一方、王昭君は悲劇の美女として有名。
前漢時代、似顔絵師に賄賂を渡さなかったため、不細工に描かれ、
匈奴から妻に女性を送ってほしいという依頼に、最も不細工に描かれた王昭君が選ばれ、
匈奴の地へと嫁入りしなければならなかったという逸話があります。
ペナンでは「王昭君」に軍配があがっているようです。


王昭君
73,Rangoon Road,10400 Georgetown
tel 012-420 8810
営業時間 8am-2:30pm(火曜定休日)