お母さんのお腹の中で


晩御飯を食べていたときのこと、突然チビ太郎が、
「箸で階段を作って、お空に登っていったの。
 で、お空にお絵かきをして、おもちゃをいっぱい取るでしょ、
 それからお母さんのお腹の中から穴をがりがりがりがりって掘って出てきたの。」と。




「え?それって寝てるとき見た夢の話?」
と聞くと、
「○○(チビ太郎の名前)がお母さんのお腹にいたときのこと」と。




「お空にお絵かき」のお空は私は青空だと解釈してたら、
「夜のお空」だそうで、それってお腹の中にいた時は暗いから夜なのね。
「箸で階段を作る」とかちょっと意味が分からないけど、
へぇそうだったんだ。私のお腹の中でそんなことしてたのね。




チビ太郎が2歳すぎのとき、私が「どこから来たの?」って聞いたら
「トンネルから来たの」と答えていたなぁ。
2〜3歳くらいまでは母親のお腹の中の記憶があるっていうけれど、
4歳のチビ太郎にもまだあるみたい。
あんまり根掘り葉掘り聞くと話を勝手に膨らませてどこまでが本当で
どこからが作り話なのか分からなくなりそうなので、
それ以上は突っ込んで聞かないことにしましたが、
なんだか神秘的な発言を聞けて、純粋に子供ってすごいなぁと思った夜でした。