虫の災難（ハネカクシとハチ）

火曜日の朝から夫の左肩と左目の下に赤い湿疹。
数日してもよくならないので病院に行ったら、「Rove beetle」の仕業だと。
和名「ハネカクシ」。
ありのような形をしていてますが、羽は格納してあって、必要なときには出てくるんだそう。
羽があるけれど、羽をかくしているからハネカクシ。
日本にもいる昆虫だそうですが、マレーシアにもたくさんいるんだとか。
このハネカクシの体液は毒性が強く、ハネカクシに触れただけで線状にただれて腫れます。
夜、灯りに誘われて飛来する習性を持つそうで、そういえば、その月曜の夜、
一匹ハネアリのようなものが入り込み、夫に外に逃がしてもらったワ。
そのムシなら、以前私がハチだ！と大騒ぎした虫と一緒。
頻繁に我が家に出入りしているってこと？！

もしくは夫が寝ている間に、やられたのか…？
いずれにしてもコワイ。
夫の皮膚が治るまで、家族の洗濯物と夫の洗濯物は分けて洗うことに。
ちと面倒だけど、仕方ない。

夫はそんなで、ハネカクシにやられていた１週間だったのですが、
チビ次郎も虫の災難に。

ユースパークのドーム型のジャングルジムで遊んでいたときのこと。
靴だとすべるので、ほとんどの子供は靴を脱いでジャングルジムに登っていました。
チビ次郎も同じく靴を脱いで遊んでいたら、突然爪先立ちしておお泣き。

足の裏を見るとハチがくっついてる！！！
慌ててどけると、チビ次郎の土踏まずの少し上に小さなとげのようなものが一つ。
赤いポツン。
もしや刺された？？？

ハチは少し干からびてて、チビ次郎が踏んだときには死んでた様子。
死んでても、ハチの針が刺さるとまずいよね？？？

大急ぎで病院に電話。１２時直前、ギリギリセーフ。
午前で仕事終わりだった夫と病院で合流。
すぐに外科に通してもらいました。
先生、チビ次郎の足を見て「どこさされたの？」

ん？ん？ん？どこだっけ？
さっきは赤いポツがあったんだけど･･･。
病院に移動する数十分の間にほとんど見えなくなってました。

ほんとにハチを踏んじゃったんですよ。
慌てて、証拠の干からびたハチを見せる私。
先生がハチのおしりをピンセットでつまんで、針が体にあることを確認。
先生のたまわく、「大丈夫。でも、マレーシアで裸足で外で遊ぶのはやめましょう。」

はい、その通りでございます･･･。
大事には至らず、一安心。
一緒に遊んでいたみなさん、お騒がせしてすみません。

そんなこんなで、マレーシアの虫にやられる１週間でした。